第72回日本栄養改善学会学術総会(展示ブース出展及び口頭発表)報告
2025年9月12日〜14日に東京農業大学世田谷キャンパスで第72回日本栄養改善学会学術総会が開催されました。

当協会「特定保健用食品技術部会ワーキンググループ3(WG3)」及び「特別用途食品制度の活用に関する研究会(特活研)」の活動として、口頭発表及び展示ブース出展を実施しましたのでご紹介します。

日 時:2025年9月12(金)〜14日(日)
場 所:東京農業大学 世田谷キャンパス


 ・ 展示ブースの概要
1.日程 9/13(土)〜9月14日(日)
2.展示物
(1)特定保健用食品部 技術部会ワーキング3(WG3)

(2)栄養食品部 特別用途食品制度の活用に関する研究会

 ・ 来場者応対の結果概要

  • 今回はQRコードからアクセスする「来場アンケート」を実施し、2日間で462名に回答いただきました。また名刺交換等を踏まえ約540名にご来場いただきました。
  • 来場者には、トクホと特別用途食品に関する教材や製品等の説明を実施し、パンフレットとともに試供品を配布しました。
  • 「来場アンケート」に回答いただいた462名の職種(複数回答可)の多くは、管理栄養士・栄養士が283名(51.5%)、教員125名(27.1%)、学生156名(33.8%)でした。その他、地方自治体、保健指導実施者、自衛隊および病院・介護施設の栄養士等も来場されました。

 ・ 来場者アンケート結果(462名の回答)
(1)関心のある食品群(1つ以上選択、複数選択可)は、トクホが約9割、特別用途食品が約4割でした。

(2)展示コーナーにお越しいただいた理由(1つ以上選択、複数選択可)は次のとおりでした。来場者からは教材を各種講義に活用したい、大学生向け授業実施について相談したい等のご意見も複数いただきました。また、トクホについては展示品の関与成分による作用メカニズムの違いや使用方法等に関するご質問等、特別用途食品については、これだけ多くの特別用途食品は初めて見た等の感想、経口補水液の違いに関するご質問等をいただきました。

 ・ 口頭発表
演題1:保健指導を支援する疾病リスク低減トクホの許可拡大への取り組み
発表者:特定保健用食品技術部会 佐藤 優紀さん(マルハニチロ株式会社)
内 容:健康日本21(第三次)に即した保健指導用教材の改訂と新たに許可された個別評価型の疾病リスク低減表示に
    ついて説明しました。
演題2:トクホを用いた食育活動への取り組み〜トクホ教材を活用しませんか〜
発表者:特定保健用食品技術部会 久田 昌子さん(株式会社ロッテ)
内 容:保健指導用教材を用いた取り組みについて、食育講演会、大学での講義、学会でのセミナー、栄養士生涯教育の
    活動実績と今後の展望を報告しました。

 ・ 全体を通して
  • 展示ブースが会場入口に最も近く、ポスターセッションや休憩スペースに行くために必ず通るロケーションのため、多くの学会参加者に立ち寄っていただくことができました。
  • 今回QRコードによるアンケートを初めて実施したところ、年齢層に関わらず多くの人がその場でスマホから入力してくださいました。
  • 今回は、特定保健用食品で2ブース、特別用途食品で1ブースを出展しました。相互の導線移動をスムーズにご案内できたことから、2つの展示内容を十分に説明できる機会が数多くありました。
  • 約540名の来場者から情報をいただきましたので今後の普及啓発活動に活かしたいと思います。実施に当たり協賛協力、展示コーナー運営等にご協力いただきました会員の皆様に心よりお礼申し上げます。

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