消費者庁公募の「食品の機能性評価モデル事業」を受託

平成23年6月10日、消費者庁公募の「食品の機能性評価モデル事業」による入札が行われ、技術等提案書との合計で最高点となった、財団法人 日本健康・栄養食品協会が落札いたしました。

「食品の機能性評価モデル事業」は、11成分について諸外国における機能性評価制度の調査や、国内外の学術論文、研究機関等からのデータ収集を行い、これをもとに機能性評価を行うものです。当協会では、この機能性評価モデル事業が、今後の健康食品に一定の機能性表示を認める仕組みの研究へとつながるものと考えており、健康食品業界の力を結集して積極的に取り組んで参ります。

【調査対象成分】
セレン、n-3 系(ω3)脂肪酸、ルテイン、コエンザイムQ10、ヒアルロン酸、ブルーベリー(ビルベリー)エキス、グルコサミン、BCAA(分枝鎖アミノ酸)、イチョウ葉エキス、ノコギリヤシ、ラクトフェリン

【調査概要】
金澤一郎先生(日本学術会議会長)を座長とする11人の専門家で構成する「評価パネル」を設置し、その下に、(1)諸外国における機能性評価制度の実態調査を行う「制度調査専門チーム」及び(2)評価対象とする栄養成分等毎に学術論文等からのデータ収集を行う「機能性評価専門チーム」を設けます。
「評価パネル」は、これら科学的知見等を踏まえ、食品の機能性の評価に係る評価基準の策定及び個別成分の評価等を行います。また、作業の全体統括及び企画を行うため、プロジェクト統括委員会も編成します。

<制度調査専門チーム>

米国、EU、中国、韓国、カナダ、豪州、ニュージーランドにおける以下の制度等の実態調査を行います。

  1. 機能性評価制度及び評価結果に基づく表示制度

  2. 品質管理及び有害情報の収集等に係る制度

  3. 当該国における薬事関連法令との関係

  4. 健康食品の使用状況及び認知状況

<機能性評価専門チーム>

評価対象とする11の成分等に係る以下の調査を行います。

  1. 学術論文、研究機関等からのデータ収集

  2. 品質管理方法及び有害事象の報告状況

  3. 諸外国の制度における当該成分の機能性評価状況及びその評価に基づく食品への機能性表示実態
「評価パネル」は、これら科学的知見等を踏まえ、食品の機能性の評価に係る評価基準の策定及び個別成分の評価等を行います。また、作業の全体統括及び企画を行うため、プロジェクト統括委員会も編成します。

事業のワークフローはこちら >

お問い合わせ:加藤常務理事、青山事務局長、福本渉外広報室長


Copyright(C)JHNFA.All rights reserved.